- 大阪二人旅 -

 海外渡航の予行演習のつもりで、2022年9月2&3日の大阪母子二人一泊旅行。乗り物好きの息子氏には、路線バス+飛行機+新幹線の3点盛。

 海外渡航に向けて
 1日目:乗るぜ飛行機、行くぜ大阪!
 2日目:海遊館と新幹線

海外渡航に向けて

 コロナ鎖国も、もう2年以上。このまま手をこまねいていては、高齢の義母(80歳!)に孫(息子氏)を会わせる機会を逃すばかり。ここは一念発起して、母子2人でも年末に帰省しよう、と思いついたのが夏前。決めたはいいものの、ビビりなのでいきなりワンオペで飛行機に乗る&長距離移動はしたくない・・・そうだ、国内旅行をしよう!

 候補に上がったのは、旭山動物園とハウステンボス。所要移動時間や予算の兼ね合いで、最終的に向かった先は海遊館。どうせなら行きを飛行機、帰りは新幹線にして、乗り物ラブな息子氏に楽しんでもらおう!

1日目:乗るぜ飛行機、行くぜ大阪!

 以前、モノレールで羽田まで遊びに行ったら、息子氏はモノレールが好きではなくなってしまいました。微妙な不安定感がお気に召さなかったようです。そのため、今回は羽田までリムジンバスに乗ります。これはこれで、初観光(?)バスで息子氏接待その1。
 いつもはベビーカーで移動ですが、スーツケースとベビーカーを持ってワンオペ移動は無理過ぎるので、息子氏には歩いてもらう所存。大阪に着いたら、ホテルでベビーカーをレンタルするのです。それまで頑張れ。

 羽田の国内線エリアは、活気が戻ってきている印象を受けました。日中に利用する分には、特に問題を感じないレベルです。営業時間短縮の影響は夜にあるのでしょう。
 高齢化&人手不足な社会をカバーするためなのか、搭乗口まで運んでくれる自動運転電動車椅子が用意されていました。(参考:羽田空港の自動運転車いす、2タミにも拡充 誰でも無料)一人だったら絶対に試すサービスですが、これが息子氏にトラウマレベルで大不評。無人でポートに戻る姿がダメだったようです。後日、空港には(無人で動く気味の悪い)車椅子がいるから行きたくない、と言い出すことに・・・

無人で戻る電動車椅子
無人電動車椅子

飛行機楽しみ
飛行機楽しみ

 息子氏、テンション高めに飛行機の搭乗時間を待っていましたが、機内に入り、座ってしばらくしたら離陸前に爆睡。そのまま着陸まで寝ていればよかったのに、着陸態勢に入ったあたりで覚醒したのがマズかった。飛行機は揺れる、と刷り込まれてしまいました。これが後日「飛行機乗りたくない」「一人で座らない」の原因となったのでした。接待その2、飛行機の失敗。

大阪到着
大阪到着

 伊丹空港からリムジンバスに乗って、宿泊先の梅田にあるホテル阪急レスパイア大阪まで向かいます。ここは立地と、子連れに対するサービス(ベビーカー貸出、補助便座貸出、子供用アメニティ提供)で選びました。プランを選ぶとチェックアウトが15時というのも、決め手の1つ。15時チェックアウトなら荷物を部屋に置いたまま、貸出ベビーカーを使って海遊館で遊べます。

 チェックイン後、早速貸出ベビーカーでお出かけします。行先は中之島美術館の岡本太郎展!東京でもやる予定ですが、なんか混みそうだし、と大阪で観ることにしました。2歳児連れての展覧会は毎回、ちょっと緊張します。特にコロナ対応の昨今、黙食ならぬ黙鑑賞が推奨されているため、2歳児のナゼナニ攻撃が注意対象になることがしばしば。大声で泣き叫ぶわけではないので、少し大目に見てくれないかなあ。マスクしてればいいのかなぁ?(息子氏はマスク非着用)

太郎との遭遇
岡本太郎展

 夜はシラット仲間と美味しいインドネシア料理に舌鼓。エスニック料理を食べられる息子氏が頼もしい。

バグースで夜ごはん、美味
夜ごはん

2日目:海遊館と新幹線

 ホテルは素泊まりプランなので、朝食は昨日購入した諸々を部屋でモグモグ。準備が出来たところで海遊館まで電車でGO!(古い)そして、うまく表現できませんが、大阪の駅は東京の駅とはなんか違う印象を受けました。構造かな?なんだろう・・・?

 先日大阪に引っ越した友人と現地で合流し、海遊館を楽しみました。館内はベビーカー使えないので、息子氏には歩いて欲しかったのですが、抱っこマンでした。まあ、視点低くてなにも見えないからなあ、仕方なし。抱っこ紐を持参した自分、ぐっじょぶ。

大水槽がご飯タイム
ご飯タイム

立ち上る泡に釘付け
水槽に泡

 息子氏に水族館がすごく刺さったわけではないですが、それなりに楽しんでくれた様子。出口付近のお土産屋さんが、小規模だったのは意外です。葛西臨海水族館のお土産屋さんが大きかったからなあ、それと比べると本当に小さなコーナーに見えてしまいました。そしてここで息子氏、実物にはあまり食いつかなかったのに、ぬいぐるみのジンベイザメに吸い寄せられてしまいました。想定外の出費・・・海遊館はもっとこう、ぬいぐるみの多サイズ展開をするべきだな!

 ホテルに戻ってチェックアウトを済ませ、駅ビルで昼食を食べました。ワンオペ移動・旅行の予行演習のはずが、昨日も今日も友人に恵まれ、食事がワンオペにならずに済みました。新幹線に乗るまでの移動も友人の見送りつき。ありがたやー

新幹線、楽しみ!
新幹線まち

 新幹線に乗ると、最初は抱っこマンでした。折角子供料金を払っているので、一人で座ってほしい…しばらくして場に慣れたら座ってくれたけど。品川まで2時間、ずーっと何か話してました。恐るべし、ナゼナニ期の2歳児。ともあれ、ちょっと割高になりましたが、復路を新幹線にしたのは大正解でした。

初めての富士山
初富士山

 一人や大人だけの場合と比べて、子連れ旅行は移動時間の設定に余裕が必要だなと感じましたが、これは普段の子連れ移動でも同じことです。それより子連れで自分にとって一番違う&困ることは、移動中に睡眠が取れないことでした。起きてる息子氏を放置して寝るわけにはいきません。今まで移動時間は睡眠時間だったのですが、大阪旅行では地味に辛い睡魔との戦いの時間になりました。それでも2人で大阪旅行をしたおかげで、ワンオペ海外渡航をするイメージがもてました。次は行くぞインドネシア!です。