- 海外療養費支給制度-

 海外で支払った医療費は基本的には、日本国内での保険医療機関等で疾病や事故などで給付される場合を標準として決定した金額(標準額)から被保険者の一部負担金相当額を控除した額が海外療養費として支払われるんだそうですよ。(国保のひろば参照) 今回かかった費用は2000円程度なんですが、せっかく保険料払ってますからね、使える制度は使ってみよう、ということで区役所に問い合わせてみました。申請に必要なものは・・・

1.診療報酬明細書(通称;レセプト) *原本及びその訳
2.領収書 *原本及びその訳
3.印鑑
4.口座番号

 さあ、ここで困ったのがレセプト。領収書はがんばってもらってきたけど、(そのためにわざわざ値段設定が高めの病院付属薬局で薬も買った)、レセプトなんてありません。ただ、電話で確認した感じでは、必要なのは「その病名でその治療は妥当かどうか」が判断できる資料かどうか、というのが重要らしく、レセプトがないからといって、即却下、というわけではないようです。まずは領収書を見せにきてください、とのこと。ちなみにこの時点で持っていた領収書は2枚あり、1枚は診療費、もう1枚は薬剤費の領収書。診療費の領収書には「診療科名」「医師名」「患者名」はあったけど、肝心の病名が書いてなかった。大きな声じゃ言えないけど(ってネットに書いたら意味ないけど)病名はその・・ごにょごにょ。同じサンバル国人の字ならバレないでしょ・・・?

 そんなわけで見せた領収書はこんな感じ。

診療費の領収書

薬の領収書

 上記2点を見せたら、まあ、申請は受け付けてくれる、ということ。その場で領収書の和訳を書き、国民健康保険療養費支給申請書に必要事項を書き込んで提出。審査には2ヶ月かかるんですって。はてさて、お金が戻ってくるかどうか?
 *申請から約2ヶ月、国保3割負担に合わせて7割が戻ってきました。やってみるもんですね。

 お役所では「次回からはこんな書類を貰ってきてください」と診療内容証明書=レセプト(FormA)領収明細書(FormB)のサンプルを渡されました。どこの国のお医者さんも面倒がらずに書いてくれるんでしょうかね?