大して驚きはしないけど、今回は大会スケジュールが二転三転した。大会はまだ終わってないから、「してる」の現在進行形かな?
まず、大会前に届いたスケジュールでは20日の開会式は20時開始。そして同日にスニ予選となっていた。それが、開会式は9時から、スニ予選は大会3日目の22日に変更になった。PERSILAT会長である某大統領候補のスケジュールに合わせたら、こうなったようだ。
25日に予定されていたメンバー会議も会長のタイ滞在に合わせて、20日夕方に変更された。そして19日の夜に発表された20日の試合実施時間はこの会議と丸被り。審判業務をどうしろと…結局、途中で大会会場を抜けて会議に行った。でも、抜けるほどのものじゃなかったな。
大会最終日(閉会式)を予定されていた26日から前倒しして25日にする、という通達が22日の昼前に出た。休息日は25日から26日に変更して、全試合を終えてから観光しましょう、とのこと。かなりのグループが「え、それならバンコク観光か、一日早く帰国することを選ぶよ(チケット次第だけど)」という空気を出していた。ところが同日午後には「休息日は25日、閉会式は26日と当初予定に戻す」とのアナウンス。朝令暮改とはこのことか。
どうも25日閉会式の理由は会長の某大統領候補のスケジュールに合わせたらしい。ところが、シラット世界大会そのものは、実施にあたってタイ政府教育スポーツ部門の認可と予算措置を事前申請した計画書に基づいて受けており、おいそれと変更が利くものではない、と。また、大会に派遣されている医務班は大会運営側が用意したものではなく、政府が事前申請の計画に基づいて派遣しているスポーツドクターであり、彼らの契約上、いきなり25日(日曜日)を勤務日にはできないらしい。そりゃそうだよね。某大統領候補の威光も「候補」の段階では他国政府にまでは及ばないということか。
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