イード礼拝@目黒インドネシア学校

なんだかすったもんだしたようですが、結局「日本の」シャワール月1日に合わせて、在日インドネシア組も本日8月30日にイードの礼拝となりました。まぁ、そろそろ日本の新月観測委員会も外にお伺い立てることなく、国内で結論出していいと思うんだよね。「日本で月が観測できなかったから、ラマダーン月は30日間」って結論を出す気概が欲しい。「日本で見えなかったから、最も近いイスラム国家(<そんなのあるのか、というツッコミは却下)マレーシアの決定にならう」ってやってるから、皆ワタワタしちゃうし、在日インドネシア組も大変なんだよ。
月が観測できなければラマダーン月は30日間、が大原則。そこへ「最も近い」イスラム国家として”マレーシア”に準ずる、という第2ルールを持ちだされては、本国決定とずれた今年のような場合の在日インドネシア組は釈然としないでしょう。近さだけを上げれば、インドネシアより歴史のあるイスラム共同体が中国にあるし。「国家」ということであれば、インドネシアは日本と時差のないエリアもある上に、世界最大のムスリム人口を抱えている。ブルネイだってイスラム国家じゃないか。…と。
それでも「日本人が”アンサール(ホスト)”であり、我々インドネシア人はゲスト(滞在者)なのだから、日本の新月観測委員会の決定に従うのが筋だ(大使館某部長の弁)」と31日イードを強行しなかった彼らに好感を覚えます。
とはいえ、30日イード礼拝の決定と公表が前日深夜23時過ぎと遅い時間だったため、集まった人はかなり少なかった。平日だったせいもあるだろうけど…

例年は礼拝の後、大使公邸オープンハウスでふるまいご飯という流れなのですが、今年のオープンハウスは明日31日。ふるまいご飯の代わりに、おにぎりと水を配ってました。

そして、帰宅後に写真を整理していたら↑には、毎日門番をしてくれていた公安(警察)が、ここぞとばかりに参加者を記録してる様子が映り込んでましたw 今年は人数少ないから、職場での人定作業が楽なことでせう。
あと、ネットに上げる写真は個人が一瞥では特定できないようにする、という自分ルールがあるので、この写真に写っている「はっきりわかる」顔にはモザイクがかけてあります。でも、Facebookをみればわかるように、インドネシア人のネット公開に対する意識って日本人と違うからなぁ。モザイクがかかってることで逆に気分を害するかもしれない…と思ったりもする。写ってる人がこの写真を見る可能性が高いとは思えないけれど。

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東京砂
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