透析現場

師匠の透析現場にくっついてきましたよっと。「今日は透析の日だから何を食べてもいいんだ」と出掛ける前にアイスを頬張ってましたが、それは違うと思うんですーーーっ
とはいえ、人生の8割を共に歩んだコーヒーとタバコを諦めた師匠には、これくらいの無茶は許されるべきなんでしょう。
透析は金の切れ目が命の切れ目にほぼ直結している状況のようで、患者さんや付き添い家族の会話を聞いていると、皆さんかなり深刻に代替医療を求めている様子が感じられます。透析費用は半端なく高いから…
「○○がいいというから、そこに通ってしばらく透析来なかったんだけど、どうにも体がだるくて戻ってきた」「○○病院は安いって話だ」「○○は利くって言われたんだけど、どうだろうねえ?」などなど。
もちろん、国民皆保険やら高額医療費補填とかあるんだかないんだか、(って皆保険は確実にないけど)なので、透析に限らず医療費全般が高いんだとは思う。ただ、こういうのを知ってしまうと、ジョブスの最初の手術拒否とか、悪いけどただの贅沢病に見えちゃうわ。
聞けば、透析費用のために土地家屋を売り払って、とかあるみたい。でも透析を続けられても命は有限だから、残された家族が借金だけ抱えちゃうとか。本人のQOLとか、残される方を考えるとなんか切ない。移植しかこのループから解放されないとなると、ヤクザと組んだ医者の気持ちがわからんでもない。
うーん、まとまらず。

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東京砂
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1 Response to 透析現場

  1. Sari のコメント:

    私も将来、透析に至る可能性があるので怖いですねぇ、医療費。

    以前通っていた整形外科で、
    混むのはいつ頃? と聞いたら、
    年金の出る日だそうで-。-;

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