いつのまにか11月とか

気づけば、10月はなにも投稿してなかった。なにしてたっけ・・・?

近いところでは、公開2日目にザ・レイドを観てきたくらいか。興行成績が悪いと続編とかハリウッドリメイク版を日本で観られなそうなので、お金を払って観た。映画そのものの感想はアクション映画好きの皆さんがいろいろと書いたりつぶやいたりされているので、割愛。試写の後に感想めいたものも書いてるしね。
最近は俳優さんが話している言語が理解できると、字幕がどうしても気になってしまう。字数の制限がある字幕というある意味特殊な「翻訳」は難しいよな、と思いつつも、自分なら違う言葉を選ぶなぁ、とか。そしてザ・レイドも試写会で気になった字幕と原語のニュアンスの違いは、当然ながら本映像でもそのままで、うーん・・・

例えば
気になったとこ、その1
30階建てのマンションを指し、原語は「ゴミ溜め」字幕は「魔窟」
魔窟とゴミ溜めでは大分、イメージが違うんじゃないかと。ゴミ溜めだからこそ、あそこの住人は「人非人」的残虐非道さをもちあわせ、あるいは、ジャンキーであり、そして726号室の夫婦の異質さが際立ってるんだと思うんですが。

気になったとこ、その2
726号室に入れてもらう際に、原語にはついている「tolong(=please)」が字幕に反映されていない。
切羽つまった状況でも、ただ単に「開けろ!!」と強制し怒鳴りつけるのではなく、きちんと「please」をつけるのが”ラマ”という人物である、という描写になってるんだと思う。そこを削ってしまっては魅力半減。

気になったとこ、その3
同じく入れてもらう際に、原語では「demi tuhan(=神に誓って)」が字幕に反映されていない。
726号の主人が中ボスに対して同様の台詞を言うところでは、反映されていたんだよね。ラマの部分も反映させて欲しかったな。

メモ取りながら観てたわけじゃないので、なんか他にも結構あったんだけど忘れた。最後の最後の部分もビミョーだった気が。なんだっけ、「似合ってるぜ!」な言い方だった気がする。元は「お前が制服を脱がなかったのと同じさ。karena pas」だったかな。兄貴からラマへの台詞っぽく字幕だと聞こえるけど、兄貴が自分自身を指して「俺にはこれがちょうどいい」的言い方だと感じたんだけどなー・・・違ったかなぁ。

翻訳って難しいわー・・・ま、ザ・レイドは言葉わかんなくても字幕なくても、大筋に影響のない映画だけどねw

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