パスポート更新@東京

ヒジャーブ写真でのパスポート更新@東京に行ってきました。
残有効期間は1年をちょっと切った程度ですが、大体、どこに行くにも「残り期間6か月」が目安。今のうちに切り替えた方が無難そうです。パスポートの新調は10年ぶり…

申請の案内には、恐らく10年前にはなかったこんな案内が。

passport

10年前、ノンヒジャーブのパスポートからヒジャーブのパスポートに切り替えた時にも、”事情説明書”なんて求められなかったけどなあ…いや、正確には求められたような気もするけれど、免許証が既にヒジャーブだったのと、変な前例を作りたくなく(説明書なしで作れたという情報があったので)拒否ったんだったか?あ、ちょっとしたメモが自サイトに残ってたわ。
ーーーーーーーーーーーーー
旅券更新 w/ヒジャーブ写真

受付で「この写真は・・・えっと、その被り物は宗教ですか?」と聞かれましたので、「そうです。ムスリマなのでこの写真でお願いします。」と答えました。 この後、この受付のおばさんは奥の担当者と私の間を何回も往復することになりました。

 最終的にはこの担当者が窓口まで出てきたのですが、曰く、旧旅券がヒジャーブなしのため、新旅券でヒジャーブありの写真を使う場合は「新規記載事項」と同じこと。宗教上(信仰)の理由と口頭で言われても、裏づけが取れないので以下のいずれかで確認を取れなければ受付できない、と言われました。

 ・戸籍謄本で配偶者がイスラーム教徒と推測できる
 ・入信(改宗)証明書のオリジナル(記載言語不問、和訳不要)
 ・事情説明書(フォーマットは旅券課にあります。いついつからムスリマで、日常的にヒジャーブしているのでこの写真でお願いします、と一筆したためる)
 ・公的身分証明書で日常的なヒジャーブ使用が確認できる

 私の場合、運転免許証がヒジャーブ写真だったので、これ=免許証の提示(公的身分証明書で日常的なヒジャーブ使用が確認できる)でOKが出ました。
ーーーーーーーーーーーーーー
この時に口頭で指示された内容が、今では申請案内に明記されている、ということなんですかね。

まあ、免許も旧旅券もヒジャーブだし、とお気楽に旅券課に並びました。
そしてこの後、「被り物」を連呼されることになります。

まず、列を整理している係員の女性に「あの、その被り物をした写真で申請されますか?」
cizma「はい」
係員「事情説明書はご準備されてますか?」
cizma「いいえ。旧旅券もこういう写真です。」
係員「えと、被り物だと都度毎に必要になると思います。」
cizma「免許証も同じような写真ですし、以前の申請の際にも出してませんよ?」
係員、引き下がるのでそのまま並ぶ。

目の端に入ったところでは、先輩係員に確認に行ってました。漏れ聞こえたところでは、先輩が「前の旅券が同じ写真(被り物してる、の意と思われる)なら説明書はなしでも大丈夫」的な回答だったようです。

そして番号配布窓口にて係員の女性に「被り物ですか。被り物してる写真ですね」
cizma「はい」
係員「あ、前のも被り物してるのね。コピー取りますね。被り物の場合はコピーが必要なのよ。」
係員「はい、この番号呼ばれたら受付に行ってください。」

最終的な申請窓口では特になにも言われませんでしたが…都庁よ…被り物じゃなくて、なんか他の言い方を考えてくれないか。いや、まあ、それで頭巾とか言われても嫌なんですけれどもw

cizma について

東京砂
カテゴリー: 日常 パーマリンク