インドネシア雑感

インドネシア、といっても今回訪問・滞在したジャワ島の数か所限定ですが。

・インドネシアの風景に欠かせないベチャは、当然ながら平地の乗り物だった。Garutのような山がちな地域ではほぼ皆無。庶民の足としてそこにあるのは馬車だった。ま、そりゃそうだわ。
・快適な公共交通機関が未発達であるからこそ、子供もバイクに乗ってしまう。体格が機体と合わずに事故になるなら、いっそのこと子供用自転車みたいに子供用(あるいは小柄な女性用)バイクを売り出しちゃえばいいのに。
・高速や幹線通り沿いの巨大立て看板に空きが目立つ。携帯の普及や利用法の変化により、広報戦略はマス広告から口コミやSNS経由などに重点が移っているのだろう。それとも単に広告主となる側が資金不足なだけ?
・毎度のことながら、テレビCMの設定が身近に感じられない。一人っ子に寄り添う母。コップからミルクを飲む幼稚園児。電車通勤で電車が空いてる。ないわー
・JKT48は戦略として”日本”を押し出しているのがわかるけれど、ああも日系企業ばかりとCM契約していて大丈夫なの?あ、カカオ本体は日系ではなかった…
・角地にあったそれなりに賑わっているように見えたレストランがministopに衣替えしていた。時代は変わる。
・イコ・ウワィスに日系企業とのCMが多いのは、やはりムランタオフィルムの日系人脈故なんだろうか。前回見たのは花王のビオレメンズ、今回はホンダのバイク。
・商品名は忘れたけれど、男性用洗顔料で「ワサビパワー」を押し出してるCMがあった。わ、わさび???
・車が小型化してきているような気がする。Kijangのようなごつい大型からavansaのような中型へ。Marchが当たる、というキャンペーンも観た。そして「日本が車を好き放題に売るから渋滞になるんだ」と(冗談交じりに)糾弾されるのにはもう飽きたw
・CMを見て気になった商品。オレンジミルクby MinuteMaid まあイチゴミルクのオレンジ版だと思えば…いや、でもどうなんだろう。どうせ甘いんだろうし、イチゴミルクも大して好きではないので試す気にはなれず。
・久しぶりに見たTJのバスがほとんど中国製だった。初代は中古日本車、その後は韓国車だったような記憶があるけれど、もう何年前の話なんだろう?ラジエーターが火を噴くケース続発、と聞いたけれど本当かな。
・世界人口ランキング第4位、若い世代が多い国なので、結局のところ機械より人の方が安いんだろう。工事現場も農作業現場も人力メイン。洗濯機が壊れても、新規に購入するよりは洗濯女(適切な表現ではないのかも?)を頼んだ方が楽みたい。
・適正結婚年齢は男性25歳、女性21歳という政府広報を張り付けて走っているトラックに遭遇した。そうか、マスオさんとサザエさんが理想的な年齢なんだ。そういえば少し前にインドネシアの人口抑制(制御)が政府目標にイマイチ届いていない、というニュースを見た気がする。原因の一つに若年結婚を挙げていたような。

雑感を書き出したら、なんかテレビCMの感想が多いなぁ。そんなにテレビばっかり見ていたつもりはないのだけど。

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東京砂
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